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引き分け続きのレッズ

 

 5月、レッズはホームで一度も勝てず、6引き分けに終わった。

 原因はいろいろ言われるように多々あるだろうが、僕が感じるのは、きびしい日程の中、選手も監督も「負けないサッカー」をせざるをえない状況に今あるということだ。
去年チャンピオンになり、今年ACLもリーグ戦も結果を出さなくてはいけないという責務を負う中、リスクを犯してもガンガン攻めていくのは精神的にやや難しい部分があると思う。
疲れた体にムチ打ってがんばるのは、一時的にはできるが、連戦が続く中では、あるレベルを保つ事ができなくなる不安がつきまとうからだ。

 だからこそ、新鮮な選手を投入するとか、疲れを残さないように交代するとか、もっと積極的にたくさんの選手を使ってほしいと思う。もちろん、新しい監督のもと、同じ選手で、戦術を固めて、安定した戦いをしていくのも大切だが、ダイナミックな積極的な動きがなくなると、得点シーンが減ってしまうのも事実だ。私がスタジアムに足を運ぶのも、「感動」したいからだ!サッカーの楽しさ、素晴らしさを堪能したいからだ!もちろん、「勝つ」のが一番だが、負けても感動はありえる。自分の応援するチームが、「サッカーの素晴らしさ」を見せてくれたら、スタジアムに行く価値は充分にある。でも、今のレッズのサッカーに感動はない。もちろん、優勝を目指しているので、長い1年の中でそういう時期もあるだろうが、スタジアムにおとずれるファンのことも考えてほしい。

 去年の最終節、ガンバ大阪戦でのロビーのゴールには感動した!ゴールのために、すべてを出し尽くすプレーは、サッカーの一番の醍醐味だ!もちろん、失点しないことが前提なので、守備はすごく大切だし、守備は全員でバランスよくやらないとできないのだけれど、やはり、あえて言いたい。「つまらないサッカーを観にスタジアムに行くのではない。感動するプレーが見たいのだ」そして、その結果、勝てれば幸せである。

 きつと中断期間に、フロントと監督は対策を考えるだろう。
浦和レッズがこの浦和にできてまだ約15年。リーグ優勝は去年1回したばかりだ。
まだまだ色々な経験が足りないのだ。
だが、5万人近く入るサポーター、ファンの気持ちを無視する事はできない。
今後、新しいレッズを観られると期待している。ゴールを目指す、積極的な試合を。
疲れを気にしないで、リスクを承知で、走り回るサッカーを!
消極的でミスが多い選手には、新しいフレッシュな選手を送り出せ!