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薬屋の不養生

 10月末、血流と血圧を測れる医療器具を置かないかと言う事で、ある営業マンが来店しました。試しに僕が測ることになり、測ってみてビックリ!なんと最高血圧が220mmHg、最低血圧が140mmHgと出ました。緊張しているからではと、少し休んでから測っても、上が190mmHg、下が120mmHgと異常に高いのです。以前からやや高めと思っていましたが、この数字にはショックでした。

これは少し気をつけないと危ないぞと言いつつ、その4日後友人と久し振りにお酒を飲むことになり、セーブしつつも夜2時過ぎまで飲んでしまったのです。そうしたら朝5時頃でした。3時間ばかし眠ったのですが、起きてみると動悸がして脈が速く、手足が冷たく、顔だけ熱く、自分の身体ではないような感覚になったのです。以前にも時々同じようなことがあったので、強心剤の救心を舐めて、足をお湯で温めました。いくらか楽にはなったのですが、今回はなかなか治らず、ますますおかしくなってきます。これは「ヤバイ!」と思い、この日は日曜日だったので、休日診療の救急患者で診てもらいました。

危うく脳の血管が破裂する一歩手前でした。降圧剤の舌下錠で徐所に血圧が下がり助かりました。薬屋としてお客様にはいろいろアドバイスしますが、自分のことは見えていませんでした。ここ2〜3年で6Kg太っていたのです。
お酒とタバコを休止して、摂取カロリーを控えて、毎日1時間以上歩く事を実行中です。

今までの自分の身体に対していかにルーズであったか思い知らされました。「身体に不必要なものが溜まっているから血圧が上がるのです。」とみんなに言われました。頭ではわかっていても、実際に体験しなければなかなか分りません。47歳の自分にとって大変良い経験をさせていただきました。健康でいることの幸せを改めて実感することが、これから自分のしていくことと感じました。