ニ キ
(思春期型)

 春先の三大トラブルといえば、ニキビ、アレルギー、日焼けですが、これからご紹介するのはその中のひとつ、思春期に見られる「ニキビ」についてです。

 ニギビは医学的に「尋常性ザソウ」といい、一般にはアクネと呼ばれて、軽いものから悪性のものまでタイプも色々です。
 皮膚には汗を出す汗腺と皮脂を出す皮脂腺があり、ニキビに直接関係するのが皮脂腺です。
 思春期の頃は性ホルモンの発達とともに、男性ホルモンの作用で皮脂腺の働きが活発になり、皮脂をどんどん分泌します。そしてこの皮脂が表皮の角質と混じりあい、毛穴をふさいだり、皮膚内で細菌の影響を受け、分解されて炎症を起こしたりします。

原因としては

その根源である皮脂分泌の異常の他、
1) 便秘による胃腸障害。
2) 卵巣機能障害によるホルモンのアンバランス。
3) 精神不安定からくる、自律神経失調症。
4) 食生活のアンバランス。(糖分、刺激物、脂肪分の摂りすぎや、ビタミンB
2、B6、ビタミンC、ビタミンE、カルシウムなどの欠乏と、ビタミンAの代謝障害)
5) 睡眠不足、過労や運動不足。
6) 不摂生な生活。
7) 遺伝的なもの。

などの二次的な場合が多いとされます。

「ニキビ」の発生機構は

 皮脂分泌異常に、清浄化の不十分さ、細菌感染などで、炎症が起き、毛のう壁に皮脂がたまり、角化増殖がおき、面疱、ザソウ、丘疹に細菌が繁殖し、膿疱が発生してきます。

「ニキビ」のタイプとしては

白ニキビ・・・毛のうに皮脂がつまり外気の刺激を受けず、丘疹の色は黄白色
黒ニキビ・・・丘疹の頂点が外気に触れ酸化し、ホコリなどで黒くなっている
硬けつ型・・・丘疹部が赤く炎症を起こし、毛のう内に皮脂がたまっている
膿疱型・・・・細菌が繁殖し、丘疹が赤く炎症を起こし、化膿している
集族型・・・・色々なタイプのニキビと症状を持ち合わせ、悪性になっている
以上、見た目でも、タイプ症状は簡単に区別できます。

「ニキビ」の手当て法

1) 先ずは何よりも汚れを落とし、お肌を清潔にしましょう!(ウイプトソープ)
 洗顔は1日3回、洗顔料は洗浄効果に殺菌作用、炎症をおだやかにし、皮膚表面の生理機能をたすけるソフトな低アレルギータイプの洗顔料(ウイプトソープ)を選び、よく泡立て、こすらずにぬるま湯で洗顔。すすぎを充分にした後、赤い炎症など悪化している場合は仕上げに水ですっきりさせましょう。

2) 次に化粧水で肌を整えます(リプライローション)
 化粧水の種類も色々ですが、炎症や赤みをおだやかにする消炎作用、皮脂分泌の調節や角質柔軟作用、皮膚のPHバランスを維持できるような機能を持つ化粧水(リプライローション)がベストです。

3) 最後に保護(デユオクリーム・プロテクトパウダー)
 朝は、弱油性の保護クリーム(デュオクリーム)と、保護パウダー(プロテクトパウダー)で仕上げます。
 意外なようですが、お肌は適当な油分を補わないと、その分、脂を補おうと皮脂を過剰に分泌する傾向があります。ですから、先回りして油分の少ないクリームを少量塗布することで過剰な皮脂分泌を抑制することができます。
 そして、保護パウダーは、肌荒れや、乾燥防止、ホコリ、細菌から肌を守り、紫外線対策も自動的にできます。(プロテクトパウダー)

ポイント

 ニキビ肌の方は皮脂が過剰に分泌されるため、その気持ち悪さから洗顔においても油分をスッキリとおとすことを好み、クリーム類も敬遠する傾向があります。とにかく、サッパリするのが大好きなはずです。しかし、その行為によっ
て、”さっぱり、キュッキュッ”とした肌は早く脂を補わなくてはと、せっせと皮脂を分泌するのです。このあたりが、陥りやすい勘違いで、肌の生理機能を正しく知っておく必要が大切になります。ですから、洗顔はソフトな洗顔料を使用し、アルカリの強い洗顔料で洗い過ぎないこと、油分の少ないクリームを少量でも使用することが、お手入れの大切なポイントとなります。

 いずれにしても、洗顔、整肌、保護の3ステップはニキビにとって、必要最低限のスキンケアであり、トータル的にも大変効果的なスキンケアです。

めんどうくさがらず、毎日使用する習慣と、規則正しい生活を心がけることが憂鬱なニキビのトラブルから開放される一番の近道です。
 これから、初夏に向かい皮脂、汗の分泌も徐々に多くなりますので、洗髪や身体を清潔に保つこともお忘れなく。

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