アトピー性皮膚炎

 特徴は?

 アトピー性皮膚炎は、赤ちゃんから大人になるまでに症状はいろいろと変化していきます。そのほとんどが、《ジュクジュク湿疹型》から《カサカサ乾燥型》へと移行していきます。
 慢性の敏感肌状態であるため、「かゆみ」「かさつき」「赤み」が続き、特に「かゆみ」に関しては辛いものがあります。また、表皮が剥がれて白い落屑ができたり、掻くと出血したりします。内熱がこもると、顔が真っ赤になり、眉毛が薄くなったり、色素沈着をして皮膚が肥厚してきます。

対策は

 対策としては、《生活環境の改善》と《体の内側からの治療》と《皮膚のスキンケア》と3つ考えられます。できれば3つとも同時進行にできれば良いのですが、ここでは《生活環境の改善》と《皮膚のスキンケア》についてお話したいと思います。

 《体の内側からの治療》については、病気・疾患対策&治療・改善方法のコーナーをご覧ください。

《生活環境の改善》としては

第一に、「アレルギー物質を避けること」です。
 
ホコリ、ダニ、花粉などの外的要因、食物(タマゴ、乳製品、そばなど)等。

第二に、「食生活のバランスを良くすること」です。
 
白砂糖、脂肪、肉類、冷たい飲み物、酒類・タバコなどの摂り過ぎに注意して、できるだけ外食を避け、魚、火を通した野菜、豆類、海藻、味噌などを使った手料理を食べるようにすることです。

第三に、「生活のリズムを大切にすること」です。
 
適度な運動、疲労・ストレスの解消、早めの睡眠等。逆にいうと、夜更かし、イライラ、過労、運動不足は症状を悪化させます。注意してください。

《皮膚のスキンケア》としては

赤み・炎症を伴っていたり、肌が敏感になっているときのお手入れの基本は3ステップ洗顔(洗髪・体の洗浄)、保湿、保護です。

1) まずは刺激のない洗顔法(洗髪・洗浄)
 朝晩の洗顔前、赤み、ホテリ、炎症、カブレなどがある場合、消炎鎮静効果のあるクリームをつけてから軽くすすぎ、角質層の生理機能を助けるアミノ酸系の弱酸性洗顔料で、こすらず洗顔します。
 ぬるま湯でよく泡立てて、すすいだ後、水で軽くパッティングが効果的です(症状が軽い場合クリームの代わりに美容オイルを塗布してから洗顔します)。

2) 次に保湿
 できれば炎症などを穏やかにし、洗顔後のPHバランス(中和)や乾燥、予防と、角質層の表面を整えるタイプの弱酸性化粧水が適しています。
 この際、炎症などが強い場合は、洗顔と同様にクリームを薄く塗布、軽い場合は、美容オイルを塗布後、化粧水で湿布します。
 この方法は、「過敏になったお肌」には最適のお手入れです。
 クリーム・オイルなどの油分が、化粧水の角質層への速やかな浸透を妨げる事により、化粧水が穏やかに角質層になじみ、敏感になった肌に適度に水分を補充することになります。
 1回のローション湿布は手短にし、ホテリやカユミが伴う場合は1日に何回か湿布を繰り返すと、肌の状態は穏やかさが増してきます。

3) 最後に保護です。(クリーム・パウダー類)
 クリームは油分を控えたもので、しかも保湿感のあるタイプが保護力もあり良いです。
 なお、日中はベースクリームの後、直接ファンデーションは控え、紫外線や肌荒れ、乾燥防止、外部からの保護のため、油分の少ないプロストパウダータイプで、プロテクト効果のあるものをファンデーションの前に使用した方が肌の負担にならず安心です。

ポイントは繰返し続けること

 このようなお手入れを何日間か繰返し続けると、角質層表面の失われたものや、皮膚の生理機能も徐々に回復しますので、赤み・炎症・かゆみ・かさつきも解消してきます。
 化粧品は、お肌にやさしいもので対応してくださいネ!

副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)を長期にわたって連用している場合はかなりの注意と覚悟が必要です。ステロイド剤からの脱却は、リバウンド(はね返り現象)で苦しむこともありますが、勇気と忍耐をもって臨めば良い結果を得られる可能性があります。キチンと相談しながら進めてください。

戻る


病気・疾患対応&治療・改善方法季節の疾患情報&ニュース相談コーナーなんでも交流掲示板店主コラム当店紹介漢方な話健康補助注文コーナーリンク