漢方専門 川上薬店
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胃腸が弱い・便秘気味・下痢気味・胃痛・腹痛・逆流性食道炎・胃酸過多・風邪をひきやすい

疲れやすい、すぐ体調を崩してしまう、胃腸の働きが弱い。体質を改善していきます。

胃腸が弱い・虚弱体質

虚弱体質・胃腸の疾患と漢方

体質の改善には漢方が良いというイメージを持っている人は多いと思います。

事実、漢方は体質改善には大いに有効であると考えますが、自身の体質を改善するには漢方を服用するとともに食事や養生などの生活習慣も変える必要があるのです。

人は食事からエネルギーやその他生きていくために必要なモノを吸収します。という事は毎日の食事がその人の体質を作ると言っても過言ではないと言えます。

 

冷たいものを食べる習慣を続けていれば胃腸の動きは弱っていきますし、常に満腹を通り越して食べ過ぎてしまう食事を続けていると胃が休まらず常にフル稼働してしまい損傷してしまいます。こうして胃が痛い、胃がもたれる、食欲がない、便秘・下痢などの胃腸の疾患が出てきてしまうのです。

 

また、虚弱体質の人は往々にして胃腸が弱いという共通点があります。食欲がなく無かったり食が細ければカラダを元気にする栄養を十分に取れなかったり、栄養をカラダの隅々にまで運ぶ力が足りなかったりしてしまい、これが結果として風邪を引きやすかったりすぐ体調を崩してしまう原因に繋がってしまいます。

漢方ができること

こういった虚弱体質や胃腸の疾患に対しては基本的に胃腸に元気をつけるような処方をすると共に、食事に関しても食生活に偏りや乱れがあれば出来るだけ改善していただきます。

ただ、今まで好きで飲食していたものが0になるのはストレスがすごいと思うので量を減らすなどの工夫をして徐々に改善してもらいます。(症状の重さによります)

疲れやすい・疲労倦怠感が強い

一言で「疲れやすい」と言っても原因は様々です。私たち漢方相談員はその原因を見つけるためにしっかりと問診をし、お客様を治すために最適な漢方を処方いたします。

咳が止まらない

咳は、肺の病変によって生じます。

肺は、「矯臓(きゃしゃな臓)」といわれ、ごく軽微な刺激によって咳がひきおこされるほか、「五臓六腑は皆人をして咳せしむ」と指摘されているように、肺以外の病変の影響が肺におよんで咳が発生する事も多いので、原因をよくみきわめて治療する必要があります。

なお、咳の多くは肺が「痰」などの「異物」を排除しようとする生理的で大切な反射ですから、単なる「咳止め」で止めようとすると、かえって異物を停留させてしまい、病変を持続させたり逆に悪化を招くことになるので、根本的な治療によって咳が自然に止まるようにすべきです。古人が「咳は止むるなかれ」と警告しているのは、この理由によります。

 

中医学では急性の咳はもちろん、なかなか治らない咳に対しても「何故咳が治らないのか?原因は何だろうか?」という事をしっかりと判断して治療します。

慢性の咳のタイプ

原因 咳タイプ
食べ過ぎ飲み過ぎ 白く切れやすい多めの痰、痰を切ると咳が楽になる腹が張る、むくみ、吐き気などの書状を伴う人
胃腸が弱い人  白っぽい痰、疲れやすい、食欲不振、食べると腹が張る、泥状便などの症状を伴う人
咳が長引いてしまっている人 粘稠の黄色い痰、胸苦しい、口が苦い、腹満などの症状を伴う人

体の中に水分が余ってしまっている人

うすい多量の痰、唾やよだれが多い、鼻水、手足の冷えなどの症状を伴う人

ストレスが多い人

精神的ストレスによる緊張によって自律神経の働きが停滞しておこる人。

加齢によるカラ咳

から咳、痰が粘くすこしで切れにくい、または無痰、のどがいがらっぽい、口が渇く、咳き込むとひどい、腰や膝がだるく無力、寝汗、体のほてり、頭のふらつき、耳鳴り、耳が遠い

加齢による力のない咳

慢性に続く力の無い咳。動くと咳がでる。足腰が弱い、咳が強いと尿をもらす、夜間頻尿、冷える、寒がる、元気が無い、むくみ

慢性の咳は主にこのような原因が挙げられます。そしてキチンとその人の状態を見極め漢方を処方することにより、症状を改善に導きます。

当店の症例  (65歳・女性)

ご来店の経緯:昨年11月にご来店。1ヵ月半前から咳が止まらない。

のどがイガイガする。痰は少なく、切れても白っぽく粘る咳が出だすと止まらない。

 

体質:顔色は普通~やや白い。冷え性で寒がり。夜中トイレで2回起きる。お腹が張ってオナラがよく出る。食欲・便は普通。

 

カラダのエネルギー不足と寒さの影響で、カラダの水分代謝・調節機能がうまく働かなくなる→肺の機能を邪魔する→咳という咳が出る状況になってしまっておりましたので、当店で漢方薬を服用していただき2週間で改善。

 

その後は咳が出ていないとのことで大変喜ばれました。

症例②(70代・女性)

主訴:慢性の喉のイガイガ・痛み、背中の寒気

経過:20年以上前から、喉がイガイガして時に痛く、背中に寒気がある。病院で風邪と診断されて抗生物質を飲んだが

   改善しなかった。医者からは原因がわからないのでどうしようもないと言われ、近所のドラッグストアで相談した

   ところ漢方薬の服用を勧められ来店。

現症:顔色は白く、頬がほんのりピンク色。食欲不振。お腹が冷えて寒がり。

弁証:「脾」と「腎」の熱量不足・熱量が不足したことによってバランスが崩れて顔から上に熱があがり、顔から下が冷えて

   いる状態

治療法:胃腸と体の芯と皮膚の表面を温めながら元気にすると同時に、弱って浮いてしまった体の熱エネルギーを元にあった場所(腎)に回収する。浮いた熱エネルギーが回収されれば、のどのイガイガは改善し、

    皮膚の表面に熱エネルギーが届けば「背中の寒気」は改善する。

服用経過:1か月後、体調はだいぶ良い。食欲も少し出てきた。お顔の赤みがほとんどなくなった。

     2か月後、のどのイガイガ、痛みはほとんどしなくなった。寒気もしなくなってきた。

     6か月後、体調は良い。食欲も回復した。

     今後は予防のために飲みたいということで量を減らし継続服用中

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