難病と漢方薬
難病とは?
難病というのは厚生労働省によると「治療がむずかしく、慢性の経過をたどる疾病もいまだ存在し、このような疾病を難病と 呼んでいます。」(厚生労働省HPより引用)
難病の中でも治療の際に国からの補助金が出る難病を指定難病といいます。
現在日本でこの指定難病に指定されている病気の数は338疾病あります。
もし病院で難病と診断されてしまったら、難病指定医を受診して書類をもらい、その他の必要書類と併せて各自治体に申請すると助成金制度を受けることが出来る場合があります。
病気の進行具合等で助成が受けられるかどうか分かれるようですが、難病指定医に相談してみるのもいいかもしれません。
詳しい申請の流れや手順などはコチラの難病情報センターから見られます。
この難病を見てみると、先天的な要因が深く関わっている疾病もありますが、後天的に発症してしまう疾病も数多くあります。
後天的に発症するという事は原因が必ずあるという事です。
例えば30代ごろに発症してしまった難病が免疫系の異常が原因だとすると、西洋医学はこの段階で対症療法に移りますが、中医学ではこの免疫系の異常が起きてしまった原因を探ります。これが根本治療です。
難病というのは一般的な風邪やウイルス性胃腸炎などの一過性の病気とは違い、見つけるのも難しければ治療も難しいものです。ですが、現代の西洋医学と中医学がタッグを組むことによって難病にも立ち向かえるものだと思います。
各指定難病に対する中医学の考え方
こちらの項目では指定難病とそれに対する中医学での治療の仕方、考え方などを説明していきます。
疾病名をクリックまたはタップするとそのページに飛びます。
※数が多いので順次更新していきます。