漢方専門 川上薬店
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【来店でのご相談】胃のむかつき

肌がきれいな女性

10代のころから胃もたれがあり、去年から酷くなってしまったという事でご来店されました。

 

この方の体質は

・疲れやすい

・冷え症

・食欲は普通だが食事量が少なく、食が進まない

・痩せ型

という体質で、食べた後胃痛があるという事でした。

胃もたれは漢方薬で治るの?

漢方薬と聞くと、「長く飲まないと効かないんじゃないの?」と思ってしまいますが、「葛根湯」や「小青龍湯」に代表されるように服用後比較的早めに効果が得られる漢方薬も多く存在します。

風邪薬や胃腸薬に多く、即効性があり、お客様に大変喜ばれております。

ですが、この方のように一時的なものではなく長い間繰り返されていたり、ずっと良くならない場合は原因に対しての手当てもしてあげることで、症状が出なくなります。

現在の症状を抑えつつ原因に対するお手当ての漢方薬をお出ししました

上述のように原因に対しても一緒に手当てをしてあげたほうがスムーズに治っていきますので、食後の胃もたれや胃痛に対する漢方薬と共に胃腸の機能を強化する漢方薬も一緒に服用していただきました。

経過

服用後1か月・・・だいぶ調子がよくなり、食べられるようになった

服用後2か月・・・片方の漢方薬を1日1包だけしか飲まなかったらあまり変わりがなかった

服用後4か月・・・食欲も出てきて食べられるようになり、胃痛もなくなったということでしたので胃腸の機能を強化する漢方薬のみ継続で服用してもらうようにお伝えいたしました。

胃もたれに関してのアドバイス

 

胃もたれだけではなく消化器に悩みを持っている現代人は非常に多く存在します。

軽度な胃腸障害であれば医者に通ったりすることはせずに市販薬で一時しのぎをして過ごすことも多いかと思います。

ですが症状が重くなってからだと回復に時間がかかり、仕事や私生活にも影響を及ぼしてしまいます。

なので一番いいことは軽度な状態の時に医者や漢方薬局で手当てをすることが望ましいですが、オススメとしては西洋薬よりも漢方薬での手当てをお薦めいたします。

何故かというと、西洋薬は症状を抑えることに優れている反面、人体がそれに慣れてしまいより悪化してしまうケースも多く見られ、さらに強い薬で症状を抑えるという悪循環になってしまう事も大いにあるからです。

漢方薬は症状を抑えるというよりも胃腸の機能を強化して、正常な状態に戻すということで症状の回復を図りますので、体への負担を少なく抑えることができます。

 

本人の体質や生活背景にもよりますが、胃腸の症状というのはじっくりと年月をかけて進行していくため、「いつか・・・」「時間のある時に・・・」と思っていると、気づいたら重い症状になってしまっていたというケースも多くあります。

早めの手当てをすれば早めに回復して辛い思いをせずに済みますので、是非とも気になったらすぐにご相談にいらしてください。

 

どんな患者さんに対しても必ずお話をしっかりと聞き、きちんとした漢方薬を出して、患者さんを治す事が私たち漢方の専門家の仕事です。

 

是非とも一度ご相談ください。

また、ご来店が難しい方はメールやLINE、お電話でのご相談も承っておりますのでお気軽にご連絡ください。

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